ファゴットソロの名曲
どうも、勝田大吉です。
ファゴット始めたばっかりのときって、何かソロの曲吹きたいなぁと思っても何を吹けばいいのか分からないし、曲も作曲家も知らないから調べるのも難しかったりしますよね!
僕も高校生の時そうでした……笑
なので今回はファゴットソロ定番の名曲をいくつか紹介したいと思います!
1,Vivaldi : bassoon concert e-moll RV484
まずは「四季」で有名なヴィヴァルディの協奏曲。
ヴィヴァルディは37曲のファゴット協奏曲を書いたと言われていますが(今現在)、その中でも特に人気のある曲です。
僕の卒業した音大では卒業試験でやる曲みたいな風潮があったなぁ…笑
非常に派手なバロック時代のロックって感じの曲です笑
2,Telemann : bassoon sonata f-moll
ファゴットを始めたての人に勧めるとしたら大抵この曲と思われるくらい定番です。
バロックといえばバッハという認識が割と一般的かと思いますが、当時はバッハよりテレマンの方が人気だったそうです!
3,Mozart : bassoon concert B-dur K.191
続いては誰もが知っている天才作曲家、モーツァルトの書いた協奏曲。
コンサートで協奏曲やるとなったら大抵この曲ですし、オーディション等でもほぼこの曲ってくらいファゴット吹きなら誰でも知ってる超重要なレパートリーになっています。
モーツァルトが18歳の時に書いた作品で、元気はつらつとした明るく美しい曲です!
筆者のファゴットソロで1番好きな曲です笑
4,Weber : bassoon concert F-dur op.75
次はドイツ国民オペラを確立したウェーバーのファゴット協奏曲です。
この曲もモーツァルトと並ぶほど、ファゴットの超重要なレパートリーです!
英雄的で堂々とした行進曲風の1楽章、ウェーバーらしい非常に甘美でドラマティックな2楽章、高度なテクニックが求められるヴィルトゥオーゾな3楽章からなっています。
5,Weber : Andante and Rondo Ungarese op.35
この曲はもともとヴィオラの為のレパートリーなのですが、ウェーバー本人の編曲なのでファゴットのレパートリーとして扱わせて頂きます。
協奏曲とは打って変わって非常にロマン派的な旋律の曲です。
Andante部分はc-mollでウェーバーの短調ならではの激しさと美しさを兼ね備えた曲で、Rondo部分はC-dur、最後に超絶技巧的な見せ場がある名曲です!
6,saint=saens : Bassoon sonata G-dur op.168
サン=サーンスといえば動物の謝肉祭や死の舞踏、バッカナール等を聴いたことがあるかもしれません。
前項までのドイツ音楽(ヴィヴァルディを除く)とは全く異なる、流麗な旋律的の非常に美しい曲です。
ファゴットのフランス物と言ったらこの曲っていう重要なレパートリーの1つです!
7,Pierne : Solo De Concert op.35
ピエルネ : 演奏会用独奏曲 op.35
同じくフランス人作曲家、ピエルネの演奏会用独奏曲です。
フランスのかっこいい曲がやりたい!と思ったらこの曲がおすすめ!
派手で聴き映えするので、僕の出た音大ではオケの選抜がかかった1年生の後期試験に持ってくる人が多かったです笑
結構挙げましたがファゴットのレパートリーはまだまだ沢山あります!
尚、今回挙げた曲はオケ伴奏の物も多くありますが全てピアノ伴奏の楽譜が出版されていますのでご心配なく!
そのうち無伴奏の定番とかオケ曲のファゴットが目立つ曲とかも紹介出来ればなぁと思います。
YouTubeとかで検索するときはFagottではなく、Bassoonで検索した方がヒットしますよ!
中学、高校の部活指導、ファゴットのレッスン、吹奏楽、オーケストラのエキストラや室内楽、ソロのステージ等、お仕事承っております!
なにかありましたらコメントで!
では今日はこの辺で〜〜